30歳のお誕生日

 

 

 

30

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指で30を数えた時、最後にはどちらの手も伸び伸びと開く

 

「キリがいい。」

 

 

 

10進法を人間が用いるようになったのは指の本数でもあり、数えやすいからではないだろうかと勝手に推測している。

10が区切りがいいというのは、そう、ご先祖様が、人が決めた区切りだ。

人が決めたということは29だって、30だって、31だって、区切りになり得る数字だったのではないだろうか。だから30で区切りがいいとか、たかが人間が決めた区切りで特別感が出るとかいうのは………

 

 

 

 

 

というばかりに理屈臭く、私は削る前の鰹節のように頭が硬いなとつくづく思う。「区切りがいい!なんだが特別!」と素直に思えばいいのに。

 

 

 

だけど、今回は違うんだ。

 

ふふふ。

 

 

伊野尾くん、30歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

30年もの間呼吸に循環に免疫機能もろもろを働かせ続け…伊野尾くんの細胞ひとつひとつに感謝申します…今日もこれからもずっと伊野尾くんの健康のため頑張ってくださいませ…伊野尾くんの中の細胞様方……

 

 

 

 

 

はて、お誕生日を祝いたいと言う気持ちの本質とは何だろうか。

 

 

生まれた時、きっと伊野尾くんに限らずこの地に生まれてきた人間は、幾度と無く重なり合う運命と奇跡、そして人々の愛によって生まれてくるものだと思う。誰しも人々は奇跡と愛の賜物だと私は信じている。誕生日は、数年前のその日、生まれたことの奇跡、そして周囲の人々の愛に包まれたあの空間に立ち戻る日だと私は思う。

だからこそ、誕生日は祝う気持ちが生まれるんだろうなと思う。

 

 

 

 

こんな私が言うなんて大変おこがましいけれど、

伊野尾くん、生まれてきてくれてありがとうございます。💐

 

 

 

生まれてきた奇跡、沢山の愛、全てに感謝だなぁ。

 

 

 

こんなこと心から思う誕生日があるとは思いもしなかったけど。

 

 そんな伊野尾くんに出会えたことは私の人生史を死ぬ間際に書くことになろうであれば、それはそれはもう大きな見出しになる出来事であろうなぁ…。

 

 

 

 

 

はて、

 

「伊野尾くんのどこが好きなの?」

とたまに質問をされることがある。

 

 

 

こういう類の質問は正直苦手だ。

 

下手な言葉で表現してしまうと、私だけでいいものの伊野尾くんのイメージさえも下がってしまうのではというプレッシャーのようなものがかかってしまうからだ。そして私はこのまだ言葉を使って表現することができないこの伊野尾くん感情を伝える言葉を見つけられていないから、

 

 

全部

 

という答えを言う。

 

 

 

嘘では無いけれど、本当のところは言葉にするのを諦めているからこういう答えを言ってしまうのかも?とも思ったり。

 

 

 

なぜ好きなんだろう…?なんで伊野尾くんなんだろう?

 

節々に私が伊野尾くんに好きだなと思う理由を自問自答してきたけれど、数多にあるような…言葉に表せないような…

 

 

 

 

でも言葉が見つからなかったって、わたしの心が好きだって叫んでいるならそれでいいではないかと思うようになった。

 

 

 

そう思うようになった私の短いヲタク人生の中で、強く心が動いた出来事がある。

 

 

 

 

I/O、アリーナツアー。

最後の挨拶、一人一人挨拶をしていく時、

 

伊野尾くんはトップバッターだったかな?

 

伊野尾くんは、いつもしてくれるように「い〜の?」と私たちに投げかけ、「おっけい〜!」と会場の声が一つになって伊野尾くんに帰ってきた時、伊野尾くんは少し潤んだように見える目をしていて、フフッと堪えきれなかったように笑ってた。

 

この時の笑顔が忘れられない。

 

 

 

「あぁこの人のこと好き」と思ったことを覚えている。

 

 

 

他と比べる暇さえない。

この人が世界で一番愛おしくて、世界で一番素敵な人だと本当にその瞬間悟った。

 

 

 

見たこともないし、知りもしないがこれこそビッグバンが起きたと根拠もなく確信した。

 

 

そして今でもその時のことを思い出すと、涙が出る。もし私が子役で、幸せ溢れる涙のシーンがあれば、このことを思い出しながら泣けるだろうと謎に確信しているほど。(笑)

 

 

 

好きに考える暇なんてないのだ。

大脳まで伝達している暇さえなく、全神経細胞が感じて叫んでいるのだ。

 

 

 

声を聞くたび、姿を見るたび、

踊る姿を見るたび、目まぐるしく変わる表情を見るたび、

伊野尾くんが紡ぐ言葉を感じるたび、

とめどなく心から好きが溢れるんです。

 

 

 

伊野尾くんって怖いなぁ…何者なんだろう……ふふふ

 

 

 

 

伊野尾くんがくれた言葉で表せないほどの沢山この感情を大切にしたいなぁ。

 

 

伊野尾くんが好きということだけで、自分の心の居場所が生まれて、その居場所がどれだけ自分の人生を彩って勇気を与えてくれていたのかな。

 

きっと伊野尾くんへの興味や好きな思いが薄れてしまった時が来ても、今まで魅せてくださってきた時間やその時の私の思いは変わることないし、ずっと特別な方であることはきっと変わらないだろう。

 

 

そんな風に思わせていただいたのも、伊野尾くんだったからだと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう。何回言っても足りないけれどありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

今日も伊野尾くんが笑っていますように。

今日も伊野尾くんが元気で過ごせますように。

夜ぐっすり眠りについて、そして温かな優しい夢が見れますように。

 

 

 拙い文章で、上手く言葉で紡げないけれど、今日も伊野尾くんが大好きです。

いつもありがとう。

これからの伊野尾くんがくれる時間を一瞬一瞬伊野尾くんよりももっともっと大切にしたい。

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございます💐

 

 

2020.06.22